5b0b5b0d
























さて、10年ぶりに競馬を始めるので色々とおさらいをしてみよう。まずは競馬を考えるにあたって一番に考えなければならないのが「社台グループ」である事は間違いない。

出馬表をみるとうんざりするくらい社台の馬ばかりだという事はもう周知のことだろう。近代競馬においては、社台のシナリオを解き明かさなくてはレースを解明することはできない。社台が読めなきゃ馬券は獲れないのだ!

吉田照哉、吉田勝己、吉田和子、吉田千津、吉田和美、吉田安恵、社台レースホースクラブ(吉田哲哉)、サンデーレーシング(吉田俊介)、G1レーシング(吉田正志)、名義はそれぞれ分かれてはいるが、同じグループであり、肉親同士でシノギを削るわけもなく、いわゆる持ちつ持たれつで成り立っているといっても過言ではないだろう。

さらにそこにノーザンファーム系のキャロットファームや、ノーザンファームと資本提携し、代表吉田勝己の娘婿を代表に置いたシルクレーシングなども社台グループの一員であり同じ財布であることは間違いない。

・社台RHクラブ  代表 吉田哲哉(吉田照哉長男)
・サンデーレーシング代表 吉田俊介(吉田勝己長男)
・G1レーシング  代表 吉田正志(吉田晴哉長男)


・シルクレーシング代表 米本昌史 (吉田勝己の娘婿)
・キャロットクラブ会長 手嶋龍一 (吉田勝己の友人)
・キャロットクラブ社長 黒田真知子(吉田勝己の娘)

・吉田祥子(照哉長女)ー堀新一朗(堀紘一の息子)


余談だが、吉田照哉、吉田勝己、吉田晴哉、吉田千津名義の競走馬は、社台グループやレックスなどによる「オーナーズクラブ」という競走馬の共同所有システムの代表名義である。おそらく吉田和子、吉田安恵名義もそうであろう。

馬主資格を有する者を対象に、分割して競走馬を販売するシステムで、個人所有がない、またはできない場合でも一口以上所有することで馬主登録の維持ができるというシステムだ。または馬主欄に名前を載せたくない人なども共同所有という形を取っている事が多い。

また、セレクトセールや庭先取引で何億も出して社台グループの生産馬を購入してくれるフィールズの東京ホースレーシング、セガサミーの里見治、図研の金子真人、近藤利一、ダノックス野田、ラッキーフィールドなどなど、社台の超お得意様達も、確実に社台グループの一員であり、やはり社台グループと同じ財布と言えるのではないだろうか。

ゆえに、良血な種牡馬や繁殖牝馬にとって勲章となりうる重要なレースにおいて、裏にある社台グループの大きな意思が読めないととうてい勝ち馬には結びつかないという事だ。社台が読めなきゃ馬券は獲れないのである。

次回は、社台の大きな意思をどのように読んでレースを紐解くのかをテーマに描きますので、お楽しみに!

※画像はのび太さんのRacing-book.netからお借りしました。