「Ryuの馬事走論」で書かれている「ダービー馬主」というエントリーにある「ダービー馬のオーナーとなるためには、それなりの陣営と競馬界に対しての貢献度が必要なのである。」に激しく同意。社台のバックアップがあった金子氏、近藤氏、渡邊氏、臼田氏の名前がある。一方で、非社台系でも、それぞれの競馬場の馬主協会長だった松本氏、谷水氏などの名前が並ぶ。
狙いは◎モンテクリスエス。「太陽の王子」といわれたモンテプリンス、天皇賞を勝ったモンテファストの馬主である毛利喜八氏が死去し、息子の毛利喜昭に代わったが、いわゆる競馬界を支えてきた馬主暦という点では谷水氏と重なる。また毛利喜昭氏は中山馬主協会の協会長でもあり、その点でも松本氏や谷水氏と重なる。また毛利一族は、中山馬主協会所属なので、松山厩舎をはじめとする関東への入厩が主だったが、どうしたことかモンテクリスエスは松田国の所属である。これこそダービーを勝ちに来た経緯と見えないか?
さらに鞍上の福永の今年の死んだふりも怪しい。瀬戸口厩舎のネオユニヴァース、メイショウサムソンと、2度もダービー勝ちを外人や先輩に譲っている。今年、北橋師、瀬戸口氏の勇退によって乗り馬の質は落ちたが、やはり福永洋一の息子である。このまま終わるはずが無い。中山馬主協会会長、ダービー厩舎の松田国、大手オーナーブリーダーの下河辺牧場のバックがあれば、福永念願のダービーも充分あり得る。
◎モンテクリスエス
○マイネルチャールズ
▲ブラックシェル
△レインボーペガサス
△タケミカヅチ
△ディープスカイ